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豆知識-本切羽の由来-

豆知識-本切羽の由来-

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こんにちは!

新宿店の長谷川です。

最近毎朝、

「今日はコートを着ようかな…」と悩んでいます。

まだ10月なので耐えていますが、

そろそろ負けそうです。

冷え込みが激しいので

皆様も体調にはお気を付け下さい。

 

今日はスーツの袖釦についてのお話を…

スーツの袖釦の付け方は

大きく「開き見せ」と「本切羽」の

2種類に分かれます。

それぞれについてご紹介致しますね。

 

開き見せ

「開き見せ」-Fake button holes-

 

写真のように釦ホールのかがり糸はありますが

釦が飾りでついているだけのもの。

飾りなので

実際に開閉することはできません。

Signatureの標準基準はこちらになります。

 

「本切羽」-Surgeon’s cuffs-

Option ¥3,000-

 

こちらは実際に写真のように

釦を外すことが可能です。

開き見せと比較すると本切羽の方が゙

釦ホールが盛り上がっており、

本格的なスーツらしさがわかりますね。

袖釦を1つだけ外して、

程よい抜け感やこなれた雰囲気を演出することも◎

 

※現在は既成のアイテムでも本切羽スーツは多くありますので

本切羽=オーダーというわけではないのですが…

 

そもそも、

本切羽の由来というのは何だと思いますか?

ヒントは英語名。

 

Surgeon’s(外科医、軍医の) cuffs(袖口)

 

本切羽は実は別名

ドクターカフとも言います。

医者が治療の際に

ジャケットを脱がずとも腕まくりをして

診療が出来るように、というエピソードがあるようです。

昔はシャツは下着として扱われていましたので、

人前でジャケットを脱ぐのはタブーだったんですね。

 

他にも、

イタリアでは本切羽は下3つだけ開けているのが主流だそうです。

これは良い服を親から子供に渡すときに、

後からそこの子の腕の長さに合わせて

釦を動かし調整が出来るように…

と言った良いものを親子で長く大切に着よう

という思いがあるから、と言います。

 

袖の釦の由来一つを取っても、

色んなエピソードが出てくるので

歴史について調べてみるのも面白いです。

 

因みにSignatureでは、

開き見せ・本切羽の他にも…

スリット袖

夏は腕まくりもしやすく、

デスクワーク中心のお仕事の方にも◎

 

筒袖

クラシカルなノーカラージャケットとの

相性が抜群です。

 

※ご選択頂いたモデルによっては

袖口のデザインが限定されているものもありますので

詳細はスタッフまでお問い合わせ下さい。

 

ご覧いただいたように袖口のデザインだけでも

沢山選択肢があります。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

皆様もぜひ色々とお試し下さい(^^)

 

※価格はすべて税抜価格

 

**女性スタッフ不在日について**

新宿店:不在日なし

銀座店:不在日なし

青山店:11/10休業日(ビル休館日の為)

ショップリストからもご確認いただけます。

女性スタッフ不在の場合、ご納品や下見などは

Tailor Fukuoka男性スタッフが対応致します。

 

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